オーディオ雑記~オートグラフ聴き比べ~

 今年の夏から始めた名曲喫茶巡りですが、バイク関連の集まりで泊りで逗子に行く機会がありました。いつもなら周辺をツーリングして適当な時間に会場入りするのですが、インターネットで色々と調べていると鎌倉市街にオートグラフを備えたカフェを発見! ここによって贅沢な時間を過ごしたのち、会場に向かうことにしました。

 オートグラフといえば、うちからクルマで1時間ほどのところにあるカフェ「ブロッサム」のオートグラフ・ミレニアムが記憶に新しいところです。ミレニアムは2001年に限定復刻された特別バージョンで、ユニットはもちろん現代のものが使われています。私が初めて聴いた販売店以外、自宅以外のタンノイ・スピーカーでもあります。今回、鎌倉のカフェを訪問するにあたり、改めてブロッサムにお邪魔してミレニアムを聴かせていただきました。

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▲オートグラフのための贅沢な空間。この日のアンプは双三極管。ピラミッド型のバランスで、ホールで各楽器を一体で響かせるような表現は相変わらずです。

 ところで、私は自称タンノイ・ファンですが、さきほど話したように自宅以外のタンノイ製品をほとんど聴いたことがありません。まして神格化されたオールド・タンノイなどは全く縁がありませんでした。今回、お邪魔した鎌倉の「カフェ・サンシース」のオートグラフはモニター・ゴールドを進工舎製のクミコ(木格子の格調高いサランネット付きの箱)に収めたものということで、私にとって初めてのオールド・タンノイです♪

 お客は私ひとり。オートグラフの正面に陣取り、「バッハの管弦組曲かなにかを」とリクエストします。かかった曲はクリスマス・オラトリオ! リクエストより少々スケールが大きい曲が流れ出しました。LP1枚を両面聴かせていただいたところで、普通の?お客様が数名来店されたので(ご店主の案内で奥の部屋へ・・・スピーカーの前は相変わらず私だけ)少し軽めの曲にしてもらいます。ご店主の選んだバロックの抜粋版から「四季」や「ブランデンブルグ協奏曲」が流れます。こちらは弦楽器の弦の震えと胴鳴りのリアルさを時折感じさせてくれます。LP片面を聴かせていただいたところで出発を予定していた時間となりました。

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▲自宅の広いリビングといった感じのオートグラフが置かれた部屋。スピーカーの巨大さが際立ちます。

 このころになってご店主から話しかけていただき、ご店主の選曲でヴァイオリン・ソナタを掛けていただき「もう少し、ゆっくりされても構いませんよ」と言っていただきましたが、この後の予定もあるのでと、店を後にしたのでした。

 初のオールド・タンノイの音は思った以上にワイドレンジでした。ブロッサムでもそうですが、私がリクエストした曲と、私がオーディオ好きと知ったうえでオーナーが聴かせたい曲とは違うのだと思います。正直、最初のオラトリオは何と感想を言えばよいか戸惑ってしまいましたが、最後のヴァイオリン・ソナタは芳醇な美しい音がしていました。私のような駄耳で新旧オートグラフの音を語るなんて、まだまだ早いのですが、どちらも分析的な聴き方では、その良さを感じるのは難しく、聴き手の音楽に対する感受性が問われるような気がします。様々な経験を積んで、自身の感性を高めなければ越えていけないハードルのよう・・・。
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