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レコード雑記~音の不思議とレコードクリーナー~

 さて、本当は「~オーディオ・マニア的聴き比べ2~」としてアップしようと記事を書いていたのだが、ちょっと様子が変わってしまった。1961年録音のカール・リヒター指揮のバッハ/ミサ曲ロ短調だが、これの独SAPM盤と後期の独盤を買ったので聴き比べていた。同じ音源の年代違いの盤を買って聴き比べるなど、一般的な音楽ファンには考えられないオーディオ・マニアの理解しがたい行動なのかもしれない。

 少し後に、この聴き比べ自体を自身に問う出来事があったので、タイトルを「音の不思議・・・」と変更した次第なのだ。聞き比べべの結果は一応でた。片方が曖昧でぼやけた音、もう片方がはっきりと鮮明な音で私好み。だが、その好みの音がする盤が皿形に反っていたため、修正を試みたところ、見事に失敗。逆に反らせてしまい、再度、再再度修正し、何とか問題ない程度にすることができたのだが、修正の影響か、やり方がまずかったのかトレースする針音が周期的に大きく雑音となってしまい、気持ちよく音楽を聴くことが出来なくなってしまった。

 改めて同じ年代の盤か、安心安定の国内盤を購入しようかと思ったのだが、取りあえず手元にある聴き比べで負けた? 盤を聴いてみた。すると、どういうことなのか、あれだけぼやけた感じだと思っていた音が、まるで変って活き活きとはっきり聴こえてくるじゃないか! 

 全く自分の駄耳にも困ったものだ。こちらの方が低音が厚いのは一聴したときから分かっていたのだが、この前まで奥に引っ込んでじれったく感じていた独唱者の歌声がはっきりと届いてくる。混濁していた合唱も各パートの音が聞き取れるようになり、グッと音場に引き込まれる様。前回のマタイ受難曲や管弦楽組曲の時もそうだが、確かに同じ音源でも年代や国によって違いはある。が、あまり神経質にならずにそれぞれの音を楽しむくらいのゆとりと愛着をもってレコードに接してあげたいと思った次第でした。

 話は変わって、丁度時を同じにして、盤洗浄に使っていた洗浄液が切れたので、話題のOYAGクリーナー液を購入してみた。1リットル購入したので、普段レコードを聴く前に乾式クリーナーにシュッと吹き付けるスプレーにも入れてみた。ちなみにこれはOYAGクリーナー液の正しい使い方ではないので、試す方は自己責任でお願いします。

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▲洗浄液OYAG33、OYAGクロス、そしてOYAGブラシ4列タイプ

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▲左は乾式クリーナーに吹き付けて普段レコードを掛ける前に使うスプレーボトル(流用品)、中央は某社洗浄液200mlボトルで、レコード洗浄時にはこのボトルに小分けして使っています。

 もちろんOYAGクリーナー本来の使い方である盤洗浄にも使ってみた。以前は某社の電解水を主成分とした洗浄液を使っていたのだが、拭き残しがあると白く結晶化が起き、もちろん目には見えないのだが、これが原因なのか、洗浄後にスクラッチノイズが増えることもあったのを過去にブログにもアップしている。OYAG33は匂いからアルコール系なのだろう、拭き取りも楽。もちろん結晶化などしない。ある程度の枚数をクリーニングするのに、1枚に掛かる手間というのは結構大きい差になるのだ。クロスで拭くだけでもよいのだが、OYAGブラシを使えばより丁寧なクリーニングが簡単に出来る。発売元のナンノ氏のレコード文化を残したいという思いが作り出した製品なだけに、使う側の身になって考えられたものなのだろう。

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▲使っていないレコードプレーヤーを台にして、盤面にまんべんなく洗浄液を延ばしてブラシを動かさずにターンテーブルを回してブラッシングします。私は右手でブラシを固定し、プレーヤーのトルクが弱いため左手でターンテーブルを回しています。使用方法はユーチューブにも上がっています。

 そういえば、聴き比べで負けた? レコードを再度聴いたときは、OYAG液を乾式クリーナーにシュッとひと吹きして埃をとったっけ・・・まさか、そんなことぐらいで音が変わるのか? 既に洗浄済みのレコードでそこまで? とは思うのだが、全く変わらないとも言えないのかも・・・音の不思議である。
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